番外編2(SF2X豪鬼雑感)
番外編第二弾、
3rdではないけど一応豪鬼という事で(苦しい言い訳)
まず、これはあくまでも主観と前置きした上で、
極論を言ってしまうと、3rd以外の豪鬼は動かしていて面白くない。
角が立つので言い方を変えると、3rdの豪鬼が面白過ぎて、他ゲーの豪鬼は霞む。
その理由は、3rdの滑らかな動きに長らく慣れ親しんでしまったからだ。
3rdのフレーム描写数の多さは、他タイトルを触ると痛感出来る。
食わず嫌いもアレなので、ストゼロシリーズ、カプエス2、ウル4、スト5、と
代表作は一通り触ってみたが、どこか違和感を感じ、受け入れ難い物だった。
思い返してみると、やはり前述した3rd特有の滑らかな動きが要因だった。
例外として、ゼロ3のオリコンで起こしコンボは楽しい。
あと、百鬼投げから昇龍が入るのは個人的に好き。
3rdがリリースされた1999年から5年遡って、1994年にリリースされた、
スーパーストリートファイターIIX(スパ2X)※ 以下SF2Xと表記
格ゲーブームが巻き起こり、どのメーカーもこぞって格ゲーをリリースした。
名作を生み出すべく、群雄割拠の格ゲー戦国時代と言えよう。
しかし今振り返ってみると、
この作品は、もう既に完成された格ゲーだった。
すっかり前置きが長くなり、纏まりが付かなくなってしまったが、
そんな中でSF2Xの豪鬼には不思議と魅力を感じた。
そのキャラ性能から対戦では敬遠されがちだが、
触ってみると純粋にキャラを動かす事自体が面白い、意外と自由度が高いのだ。
Xで豪鬼を使っている人を見ると、大抵の人が「うわぁ…」みたいなリアクションを取る。
無理もない、その超越したキャラ性能は、まさに拳を極めし者の名に恥じない強さ。
だが、ちょっと待って欲しい。
対戦を軸に考えれば当然そうなるが、
目的はあくまでキャラを動かすだけなので、CPU戦で十分。
なので、CPU戦オンリーで自分からは乱入しない、という謎のポリシー。
対戦で敬遠されるから、という理由で使わないのは、あまりにも勿体ない。
備忘録的にも、自分の思いの丈を綴っておく。
SF2Xの豪鬼に魅力を感じた点を挙げてみる。
・ 爽快感
これはSF2X全体に言える事だが、技を当てた時の爽快感が、
効果音も相まってとても心地良い物だった。
・ 隠しキャラという位置付け
当時は「隠しキャラを使える」という事自体が目新しく、
「プレイヤーセレクトに無いキャラを選べる事」が斬新だった。
自キャラの表示が真っ黒という演出も、隠しキャラの位置付けを引き立てていた。
(参考)真っ黒な演出
ネットに落ちていた物を適当に拝借しました。
・ キャラ性能(笑)
あのゲーム上では異質の斬空をはじめ、昇龍が弱なのに3ヒットするのが最高(重要)
あとは、良くも悪くも自分の中では、3rdの豪鬼をキャラ性能の基準としているので、
全体的に大概なキャラ性能なのが、単純に面白い(爆)
・ 独特なコンボの自由度
あと、3rdでは考えられないコンボが入ってしまうところ。
例えば…空中竜巻→昇り空中竜巻×2、昇龍→昇り空中竜巻→昇龍、など。
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実は3rdを触る以前に、リアルタイムでSF2Xを触っている時期が有った。
とはいえ、まだ格ゲーのいろはも解らない頃で、
対戦の存在も知らず、ファミコンショップでCPU戦オンリーだった。
冒頭に記そうか迷ったが、上記は3rdを触ってからの理由で、
最初のきっかけは胴着の色だったので、後に記す事にした。
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・ 胴着の色
このゲームに限らずとも、胴着の色は白が一般的という認識だった。
にも関わらず、デフォルトで白と相反の黒というのが、どこか特別な存在だと感じた。
幼少時代に柔道をやっていたので、白胴着黒帯には凄く憧れが有った。
そんな憧れとは違った観点から、悪役で黒胴着が当時の自分には凄く魅力的に映った。
元々、SF2Xに興味は無かったが、得体の知れない隠しキャラに惹かれるままに、
キャラ選択は豪鬼一択だった。
あとは細かいところで、
空中で波動が打てる斬空に感動したし、3ヒットする灼熱にも感動した。
(恥ずかしながら、当時の自分は弱と強しか使わず、中という概念が無かった)
次回は、続編でCPU戦攻略も綴っていこうと思う。